囃子方の活動内容
祇園祭の伝統文化を継承していく第一歩として、年間を通じて練習を行っています。
2021年12月現在、正会員は約30名在席しています。
稽古
現在、練習曲は21曲。
今後も一曲一曲を大切に、より多くの曲を習得していきたいと囃子方一同がんばっています。
新期生のための集中練習
新期生のための集中練習は2001年から始まりました。
幼少の頃から始める他の山鉾と異なり、平成女鉾囃子方のほとんどは18歳以上から囃子を稽古し始めます。
より早くしっかりと基礎を身につけるため基礎練習期間を設けました。(2015年度は4日間)
また、囃子の練習に加え「聞かせて・教えて・清音ちゃんコーナー」という、ミニ勉強会の時間を設けました。
練習後に先輩が約5分の持ち時間で「祇園祭について」「楽器について」「ご神体について」などをテーマに新期生にお話します。
難しいテーマを工夫をこらして話す先輩方と、興味津々・熱心に聞き入る新期生の姿が見られました。
鉦方から太鼓・笛方へ
新期生は全員、鉦(かね)から練習を始めます。
最低3年間鉦を叩き、しっかりと基礎を身につけ、
1. 太鼓・笛と曲を合わせられる。
2. 後輩の指導が出来る。
の条件をクリアした者は、太鼓または笛の練習を始めます。
八坂神社奉納囃子
平成女鉾は京都八坂神社より櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)をお祀りしています。
設立より毎年、八坂神社にて奉納囃子をしています。
初期は例年6月に奉納していましたが、奉納囃子の意味を考え、
将来祇園祭に参加するために私達の意志を表すことができる最適な時期はいつか、など会員で話し合いを重ね、
2003年より、祇園祭期間中である7月に行うことに決めました。
今は祇園祭への参加が認められていない私達ですが、祭りを大切に思う気持ち、
八坂神社へのご奉仕の気持ちを込めて祇園祭期間中に囃子を奉納しています。
当日は境内にてどなたでも自由にお聞きいただけます。
ぜひ足をお運びいただき、ご声援いただけましたら幸いに存じます。
2016年度の奉納囃子
2016年7月31日(日)15時半から40分間 八坂神社(舞殿)にて。